オフィス内パントリーエリアの天井にルーバーを施⼯しました。
⼀般的にルーバーとは細⻑い⽻板(はいた)を隙間をあけて平⾏に
並べたもののことを⾔います。建築に使うルーバーとは主に⽇除け・
⾬除け・通⾵・換気・⽬隠しを⽬的として、室外側に取り付けられる
イメージがありますが、室内側でも内装の壁や天井の造作のデザイン
として、様々な場所に使われるようになりました。
形状やカラーバリエーションも豊富で機能性とデザイン性の両⽅を合わせ
持つ良い建材だと思います。
今回はそんな天井ルーバーの⼀部に取り外し可能な点検⼝を製作しました。
天井には様々な設備がありますので、ルーバーで覆ってしまう範囲にも点検
するスペースを設けなければなりません。
こちらは下から⾒上げたときの写真です。
点検⼝として外れる側のルーバーには、Lアングルを取り付けています。
このLアングルと本体側のルーバーとを蝶ネジで締め込んでおり、
⼯具を使わずに点検⼝を取り外すことができます。
点検⼝のサイズは⼤⼈1⼈が作業するのに⽀障ないスペースを確保できるよう
設定しています。
ルーバー仕様
メーカー︓TOPPAN(凸版印刷株式会社)
商品名 ︓FORTINA(フォルティナ)
品番 ︓TLKS-3015H+CLKU-30、THSN-5050+THBM-50、THSN-5050+THBM-50
仕上げシート︓TE-SN2035 ⽊⽬
点検⼝固定⽤部材
スチール t2.3 L30*30 +メラミン焼付塗装(N-90 ⽩ 3分艶/⽇塗⼯)